駐車場はただ車を停める場所――そう思っていませんか?
今回は毎日の駐車がスムーズで快適になるよう、高耐久・高品質のコンクリート工事を実施しました。車の種類やご自宅の状況に応じたカスタマイズ施工で、一人ひとりのニーズに寄り添った最適な駐車スペースを提供しています。
1.厚みと材料の選定
まず初めに一番大切なコンクリートの厚さを決めました。車の種類によってコンクリートの厚みを適切に選定する必要があります。SUVのように2トン強の車の出入りがある場合には12センチ、一方で、トラックが乗る場合には15センチの厚みにすることでひび割れしにくくおすすめです。アルファードクラスの車両には12センチ、トラックには15センチの厚みのコンクリートを採用することでひび割れの可能性は大分解消されます。
今回は厚さ10センチのコンクリートを採用し、その箇所には5ミリの細いワイヤーメッシュを使用し強度を向上させました。
2.ひび割れ防止の工法
収縮目地を5メートルごとに配置し、車両による荷重がかかったときのひびを防止。
長期間の耐久性を確保しました。
また表面の土を砕石に入れ替え、しっかりと締固めることで安定した基盤を作成しました。この工程により、施工後のコンクリートの強度を確保しました。
砕石はリサイクル資材を使用し、環境負荷を低減しながらも、高品質な施工を提供することで、持続可能な社会の実現に貢献しています。
また「さいころ」と呼ばれる鉄筋やワイヤーメッシュを浮かせる部材を使用して、適切な位置に材料を配置しました。
3.土間勾配の設定
駐車場の水はけを良くするための土間勾配を設定。傾斜をつけることで、10センチの高低差が生じ、水がスムーズに排水されます。
4.お客様の声
「新しい駐車場は見違えるほど美しく、車の乗り入れもスムーズ。コンクリートの厚みを適切に選んでいただいたおかげで、安心して利用できます」と大変ご満足いただきました。
5.施工に関してのポイント
駐車場の勾配設定や地面の強化、適切な素材の選定などに細心の注意を払い、質の高い施工を実現しました。
車が乗らないエリアでは6~7センチの厚みで問題ありませんが、車が出入りする場所は、重みに対応するために10センチ以上の厚みが必要です。特に駐車場周辺では強度と耐久性が重要です。
6.柔軟な提案とコストについて
弊社では、お客様の車種や土地の状況に応じた最適な提案を行い、高品質な施工を提供しています。料金については個別見積もりの上、柔軟に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
7.ご相談・お問い合わせ
弊社では、外構・エクステリア工事に関するご相談やご依頼をお待ちしております。ご相談から親身に承りますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。